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光透波(ことは)の泉【デジタル版】  しあわせの波紋                        

光透波(ことは)の泉【デジタル版】  しあわせの波紋                        

イスラエル十支族の謎

日本という国と、それもとりわけ「神道」と「聖書」がなぜ、こうも不思議と結びついてくるのか。
日本の神は、八百万の神で、多神教。
「聖書」は、旧約聖書であれば、唯一絶対神、新約聖書であれば、三位一体ということになるのでしょうか。

いづれにしても、常識で考えれば、「神道」と「聖書」は結びつくはずがないです。

しかし、古事記をみると、一番原初の神は、一神ないし、三神であったことが、明確に記されています。

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「天地(あめつち)の初発(はじめ)の時、高天原に成りませる神の名は、天御中主神(あめのみなかのぬしのかみ)。
次に高御産巣日神(たかみむすびのかみ)。
次に神産巣日神(かみむすびのかみ)。
この三柱の神は、みな独り神成りまして身を隠したまいき。」

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ここからみれば、この三神は独り神であり、独立した神であったということです。

ですから、原初には、正確には「三神」がすべてのもとである、と「古事記」には記されています。

つまり、その後さまざまな神が、生まれていくことが記されてはいますが、集約すれば、原初の「三神」に行き着くと。

これは、日本の神道の要となる部分でもあり、だから日本では、いたるところに「三」が重要視されている、ということになるのでしょう。

正月の門松は、基本的には「三本」からなる竹の組み合わせで、それが玄関の両脇に対になっています。
鏡餅も、二段とその上に柑橘類などを置くので、合計「三段」。

「山」も「三柱」を示し、「木」もひっくり返すと、三又の矛のように見え、「三柱」。


そして、キリスト教の三神は、「御父」「御子」「聖霊」になりますが、これは「三位一体」として、解釈されるのが通説ですが、三神は、独立している「三位三体」となるのではないか、との説もあります。

こちらの方が、すっきりするようにも思います。

仮にそう考えれば、「古事記」の「造化三神」と、「聖書」の「絶対三神」は、結びつきます。
というよりも、同じことになります。

『堕天使「ルシファー」の謎』(三神たける・飛鳥昭雄)によると、等式で結ばれると指摘されています。


●「造化三神」=「絶対三神」!

すなわち、
「御父」=「天御中主神」
「御子」=「高御産巣日神」
「聖霊」=「神産巣日神」

になります。

と、いうことは、非常に大雑把にいえば「聖書」を聖典としていた集団が、西アジアから、ユーラシア大陸を「騎馬民族」と融合して、東へ東へと、長い年月をかけて移り住んでいき、中国へ流入。
あるいは、朝鮮半島へ流入して、日本へやってきたと!

そのときに気になるのが、西アジア、すなわち、ヘブライの地から、過去のある時期、突如、消えてしまった民族がいます。

このあたりのことも、順を追って、紹介したいとは思いますが、ダビデ王のときに頂点を迎えたイスラエル王国が、その後、分裂し、北イスラエル王国と、南ユダ王国になり、他国からの侵入などで、北イスラエル王国が最初に滅びてしまいます。
このとき、捕囚などがあり、北イスラエル王国に住んでいたのは、イスラエル十支族。

彼らは、いつの間にか、北イスラエルから消えうせていました。

彼らのことを「失われたイスラエル十支族」!!といい、

このことは、歴史上の大きな謎になっています。


彼らの本隊は、ユーラシア大陸を北へ向かったといいますが、別動隊は、ユーラシア大陸を、東へ東へ向かったとも言われています。

ユーラシア大陸を東へ東へたどっていくと、そこにあるのは、中国、朝鮮半島であり、そのさらに東は…。

極東の地「日本」!

であれば、「聖書」と「古事記」が、同じ集団あるいは、同じ思想を持つ集団によって記されている、という事実とシンクロしてきます。

さらに、付け加えるならば、イエスキリストが十字架上で死を向かえた時代、イエスの直系の弟子たちを中心にくまれた「原始キリスト教」という集団がいました。

この集団も、イエスの死後と復活の後、しばらくしてから、これまた同じように「消失」しています。

彼らは、どこへ行ったのか…。


失われた十支族は、本当に日本へやってきたのか。

北へ向かった本隊はどこへ行ったのか。

そして、イエスの教えを直接受け継いだ集団「原始キリスト教」はどこへ行ったのか。



こういったことは、アカデミズムでは、まずまともに取り上げられることがないですし、確実に「異端」あつかいされると思います(^^;。

しかし、漢字を見ていくと、「聖書」抜きには考えられないことから見ても、古代ヘブライの思想と、日本の神道は、間違いなく結びついている、ということを思います。



結論を言ってしまえば、

イスラエル十支族は、日本に来ている!

そして、

イエス直系の教え「原始キリスト教」を信奉する集団も、ある渡来人となって日本へきている!

ということになります。


その謎を解く鍵は、神話や神社、神道、日本の風習、漢字に秘められているようです。

日本という国は、いつも思うことながら、本当に不思議で奥深い国だ、というのが、偽らざる感想です。



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